「いたずらぐまのグル〜ミ〜」とは
グル～ミ～は、イラストレーターである森チャック氏によるキャラクター。
2000年2月5日に誕生し、今年で20周年を迎える。
様々な関連商品が発売され、現在でも国内外問わず根強い人気を誇る。

クマのキャラクターといえば、 「ぷーさん」 「リラックマ」などかわいいクマのキャラクターがほとんど。
知識のない子供達には、クマは可愛い動物だと印象づいているかもしれない・・・。
そんな中、実際はクマは怖い存在であるということを直感的にユーモラスに表現したキャラクター。
ストーリーは、ピティーくんがコグマの「グル～ミ～」を拾って育てて、信頼関係を築きながら仲良く成長。
でも、オトナグマになったグル～ミ～は制御がきかなくなり、クマとしての本能でピティーくんを襲ってしまう。
一見、残酷にみえるかもしれないが、この背景は考えさせられることが多い。
現実は、野生のクマとは共存はできないかもしれないが、
襲われながらもピティーくんの笑顔の奥には、深い愛情が伺える。
そこに、森チャック氏の伝えたいメッセージが詰まっている――

暴力的ではあるが、実は動物と人間の深いテーマがあり、
感動的なストーリーがバックボーンに存在するキャラクターなのです。